双子育児

これから双子のパパになる人へ。ぜひ読んでほしい、双子ママからのお願い。

「双子育児は壮絶」

これはよく聞くフレーズ。

こんな大変な育児が待っているパパに向けて、双子ママになって5年目ママからのお願いを書いてみました。

こんな偉そうなことを書こうと思った理由は、どんなことで双子ママが困るのか、大変なのかを、事前にパパに知っておいてもらうことで、双子育児が何倍も楽になるからです。

今思い出しても本当に大変で、もう一度やれと言われてもやれる自信はありません。勢いでここまで来た感はあります。

「へーそうなんだ」程度でも構いませんので、一読してみて、頭の片隅にでもおいておいてください。

「何したらいい?」と聞かず、自分で考える

自分がすべきことは自分で考えて行動してください。

双子のママ

赤ちゃん2人のお世話に加えて、「何したらいい?」の質問はほんときつい。

「家事も育児も、言ってくれたらやるよ」このフレーズもできればやめてほしい。お願いするくらいなら、自分でした方が早い。言うこともストレスです。

空気を読んで、自分が今すべきことをテキパキこなしてください。

少し先を考えて動くと、物事がうまく進みますよ

例えば、

・そろそろお風呂の時間であれば、着替えやおむつの準備。

・そろそろミルクの時間であれば、哺乳瓶やお湯の用意

このように、一歩先を見越して動いていくんです。

言わなくてもやってくれている、一つ一つのサポートが本当に助かります

『名もなき家事』の存在を知る

家事とは、掃除・洗濯・料理だけだと思っていませんか?

掃除は掃除機をかけるだけではないですよ。

洗濯も、洗濯機のスイッチを入れればいいわけではありません。

これ以外にも、『名もなき家事』という名の家事があるのはご存じですか

名もなき家事(双子の2歳上に長子ありの例)

・子どもを起こす

・脱ぎ散らかしたパジャマを畳ませる

・気温、気候を把握して、最適な衣服を着せる

・水筒にお茶を入れる

・子どもが学校に出発する時間を把握して、準備を整えさせる

・子どもの髪を結ぶ

・ゴミ出し(分別、回収曜日把握、ゴミ出し後のゴミ袋の設置)

・洗濯物を干す、取り込む、畳む、保管場所にしまう

・洗濯機の掃除

・トイレの掃除(マット・スリッパ・タオルを新しいものに替える、床や壁を拭く、トイレットペーパーの在庫チェック)

・洗剤やシャンプーなどの在庫チェック

・お風呂の掃除(鏡を拭く、水垢をとる、カビをとる、排水溝の髪の毛をとる、必要時シャンプー・リンスの詰め替え)

・洗面台の掃除(鏡を拭く、歯ブラシを替える時期の把握)

・子どもの入浴後の洋服を準備する

・食事後のテーブル下の食べこぼしの掃除

・雨戸の開け閉め

・雨の日の翌日に、傘を乾かし、しまう

・家族の予定把握

・子どもの勉強をみる

・子どもの連絡帳をチェック

・学校や幼稚園の役員の仕事

・子どもの体操着や上靴のサイズチェック

・子どもの成長の具合の把握

・衣替え

・宅配サービスの注文

・子どもの歯の仕上げ磨き

・アイロンがけ

・布団を干す、取り込む、シーツを装着する

・玄関の掃除

・靴を並べる

・町内の会合に出る

・ごみ収集場所の掃除

・町内の行事を把握し、回覧板を回す

・トイレの床に投げられているトイレットペーパーの芯を捨てる

・空になったティッシュペーパーの箱を潰す

・テーブルの上に置かれた飲み終えて放置されたビールの缶を洗って分別して捨てる

・雨が降ってきても取り込まれていない洗濯物を取り込む

・飲み終わったのに放置されたままのコーヒーカップを洗う

・脱ぎっぱなしの靴下を洗濯機に入れる

・家中のつけっぱなしの電気を消してまわる

実際はまだまだあります

双子以外に子どもがいるのといないのでは、内容は違ってきますが、こんなにもたくさんあることを知ってください。

『名もなき家事』の存在を知った今からは、今までとは違う動きができるはずです。

自分の家の『名もなき家事』の内容を知った後は、無限に湧き出る『名もなき家事』を減らす方法を考えましょう。

例えば、

・トイレットペーパーは芯のない物を使う

・三角コーナーをなくして掃除の手間を減らす

・アイロンがいらない洋服にする

・食洗機、お掃除ロボット、ホットクックなど時短家電を導入を検討する

・ゴミ箱の奥に袋のストックを入れておく。こうすることで、ゴミ捨て後の袋セットが苦にならない

など。

こうして生まれた『時間』を、育児や休息に当てましょう。

自分のことは自分でする

シャツにアイロンをかけたり、ストックがどこにあるか把握したりしていますか?

もしボタンがほつれていたら、自分でつけることができますか?

整髪料やシェービングフォームは自分で買いに行っていますか?

食器は自分で下げていますか?

自分のことは自分でしましょう

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ママの気分転換の時間を作ってください

気分転換にお茶やどこかに出かけてもらうのもいいでしょう。ほんの近くまでの買い物でも、外の空気を吸うと気分が晴れたのを今でも覚えています。

双子のママ

少し外に出るだけで、気分がスッキリするわ。

でも、一方で、

「お茶でもしてきて」と言われても、そんな体力もないし、身なりを整えるのも大変。妊娠で体型も崩れたし、髪はパサパサだし。

双子ママ

身なりを整える気力もないわ。気分転換はしたいけど、子どもから離れるのも不安だわ。

そう思っていた時期もありました。

そんな時は、子どもたちのいない部屋でゆっくり休ませてあげてください。

上の子がいれば、上の子を連れて外出してあげてるのもありがたいです。

また、双子が大きくなれば、双子を連れてパパが外出してくれるのも大変嬉しいです。

その間に家事ができたり、ゆっくり休めたり、上の子としっかり向き合う時間が取れたりするからです。

家の中の雰囲気はママの気分によると言っても過言ではありません。

ママが体力的にも精神的にも限界にきてしまう前に、ゆっくりした時間を過ごせるように配慮をお願いします。

子どもの成長過程を知る

この時期にはこんな発達をする、離乳食はいつ始める、予防接種はいつから受け始める

離乳食を作るにしても、作らないにしても、作り方や進め方をなんとなくでも知っておいてくれるのもありがたい。

なんたって、離乳食作りはほんと大変なんです

段階によって食べ物の固さや大きさを変えて、食材も変えて作るんです。その手間は結構なことです。そして、作ったものを食べてくれるかというと、そう言う訳ではなく・・・。

例えば、このようにママが悩んでいたとします。

双子ママ

「離乳食食べてくれないけど、なんでかな?」

「なかなか寝てくれないんだけど、どうしたらいいんだろう」

もし、何も調べず、知識がなければ、「なんでだろう。」「さあ」そんな返答のパパもいるのでは?

しかし、子どもの成長過程を知ることで、

「この月齢なら、こんな食材も食べれそうだよ」

「だしを効かせてみたら?」

「とろみをつけてみたら、飲み込みやすくなると思うよ」

「まだお腹が空いているのかも、もう少しミルク足してみる?」

「そろそろ予防接種の時期だよね。仕事調整してみるよ。1人で連れて行くの大変でしょ」

このように、ママの疑問や不安に対して、一緒に考えてあげることができるからです。

仕事を言い訳にしない

双子育児は数年間は自分の時間はないものと思った方が良いです

それほど過酷だということ。産後すぐは、骨盤は開いて腰が安定しないし、帝王切開であれば傷口の痛みはかなりなもの。(普通分娩と帝王切開の両方を経験した筆者。帝王切開後の双子育児は傷がまた開いてしまうんじゃないかと思うことも何度もありました。パパの助けが必要です。)

仕事を調整して、できるだけ早く帰ってあげてください。

余談ですが、

私の知っているママは、産休・育休により自分が今まで積み上げてきたキャリアがダメになるんじゃないかと心配していました。

男性の育休取得も以前に比べたら、とっている人もちらほら聞きますが、やはり現在のところは、長く休みを取るのは女性が多いです。

そのママは、もちろん子どもは可愛いんだけど、自分は家で育児、夫は子どもが産まれても順調にキャリアを積めていることに、焦りを感じていたそうです。

今ままで仕事をバリバリ頑張っていたママの場合は、心の中で焦りを感じていることもありますので、その辺りもきちんと察してあげてくださいね。

グッズやサービスのリサーチをする

宅配サービス、双子ベビーカーで利用しやすい小児科はどこか、抱っこ紐はどれにするか、双子育児を楽にするグッズはあるのか等リサーチしてください。

ママ任せにするのではなく、自分でも情報収集をしておいてください。

急な管理入院になれば、パパ主導でグッズを揃えることもあるかもしれませんよ。

もし、全部自分で全部選びたいママであれば、どうしたらいいのでしょう。

そんな時は、相談された時や悩んでいる様子に気づいたら、「なんでもいいんじゃない」ではなくて、「これ良さそうだよ、これならこういうところが使いやすそうだよ。評判もいいよ」などと、サラッと調べた知識を伝えてサポートしてあげてください。

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おいしいものを買って帰る

毎日双子育児を頑張っているママに、おいしい物をあげてください。双子と一日中家にこもっていると、気分が沈んでくることも。

たまにママの好きなものを手土産に、帰宅してくださいね。とても喜びますよ。

おわりに

双子育児は、夫の協力なしにはできません。

実際に双子を育ててみて、3歳くらいまでが大変だったかなと思います。それから少し楽になるとはいえ、3年は長いですよね。

家事を見える化したり、相手の立場に立って思いやって双子育児を頑張っていきましょう。