双子育児

『わたしだって甘えたいもん』~双子のお姉ちゃん・お兄ちゃんは大変~

2人目を出産すると、赤ちゃんのお世話に手を取られ、上の子に手が回らなくなることはよくあります。

それが双子となるとなおのこと。

上の子の心が寂しくなり、赤ちゃん返りをしたり、情緒不安定になることも。

そうならないために、そうなった時のために、上の子の心のケア方法を知っておきましょう。そうすることで、上の子の心の変化に気づくことができます。

双子出産予定のママだけでなく、上の子への接し方について悩んでいる方必見です。

今まではママ・パパを独り占めできたけど・・・

下の子が生まれる前は、家族の注目を一身に集めていた上の子ですが、ママの妊娠とともに状況が変化します。

いつも一緒に遊んでくれていたママですが、つわりやお腹の張りで思うように動けなくなることも。

それに、双子の妊娠では管理入院になることも多いので、長くママと離れることもあるでしょう。

加えて、「双子」ってだけで話題性があり、その注目は一気にそっちに移ってしまいます。

そうなると上の子は少しずつ様子の変化を感じてくるでしょう。

「ママ、わたしのこと嫌いになったのかな?」

「パパ、最近お腹の赤ちゃんのことばかり気にしてる」

「弟・妹なんていらないもん」

そんなことを言い出すことも。

「上の子を大切にする」

⭐︎子どもを大切にする!!

これは当たり前のことです。

しかし、2人目の妊娠が分かってから、この当たり前のことを改めて夫との『約束事』にしました。

そして出産まで、ことあるごとに合言葉のように言い合っていました。

我が家の場合、下の子は双子だったので、正確には2人目ではなく、『2人目と3人目』でした。

妊娠はただでさえ、ビッグニュースですが、双子と言うことで、私たち夫婦も周りもだいぶ盛り上がっていました。

ですので、どうしてもお腹の双子に目が行きがちに。

でもこれではいけないと話し合いの場を設けて、当たり前のことをしっかり再確認して、妊娠期間を過ごすことに決めたのです。

妊娠中の上の子との時間

①上の子との時間を大切に過ごす

確かに、下の子が生まれると家はにぎやかになって嬉しいものです。

でも、「もうこの上の子との2人の時間ってなかなか取れなくなるんんだ」

と、考えてとても寂しくなりました。

ですので、妊娠が分かってから出産まで、上の子と密に過ごしました

例えば、どんなに仕事で疲れていても、寝る前に1時間程度は本読みやままごと、お話をする時間をとりました。

夫が早く帰って来れる日は、3人でその時間を楽しみました。

そのほかには、お風呂なんかもそうです。

お風呂にたくさんおもちゃを入れて遊んだり、ゆっくりお話したりと十分に時間を

とりました。

日々の何気ない毎日を、1日1日大切に過ごしていきました。

②上の子のDVD・本を作成

上の子が生まれてからそれまでに撮り溜めた、写真やビデオを編集して『上の子のDVD』を作成しました。

分娩室での様子、上の子の誕生をみんなが喜んだこと、初めて歩いた日のこと、初節句・・・そんな瞬間をまとめたDVDです。

「あなたが生まれた時はね」

「あなたはたくさんミルクを飲んでくれたよ」

「あなたのことが可愛くて、ずっと抱っこしていたのよ」

「これはあなたが初めて歩いた時の写真だよ」

と、上の子と話ながら見ました。

言葉だけではなく、「あなたはこんなにみんなに愛されている」ということを伝えたくて作成しました。

当の本人はというと、実際自分が生まれた時の様子や、たくさんの人に抱っこされたり、自分の一挙手一投足を見て周りのみんなが笑顔になっている映像を見て、ご満悦でした。

DVDは手間だなという方は、絵本やフォトブックを作ってもいいと思います。

絵本やフォトブックであれば、絵本棚に置いておけば、読みたいときに自分で広げて読むことができます。

上の子がお腹にいると分かった時の気持ちや生まれた時の写真、名前の由来、パパ・ママから一言を絵本仕立てにするのもおすすめです。

フォトブックも簡単に作成できるサービスもあるので、利用してみるのもいいですね。



③赤ちゃんのお世話の練習をする

上の子と一緒に、小さいこでもできる、おむつ替えやミルクを飲ませる練習をしました。

実際の赤ちゃんくらいのぬいぐるみに、「はいミルクですよー」と言って飲ませてみたり、「おむつが濡れていますねー。かえましょうねー。」なんて声かけしながら、楽しんでいました。

我が家は双子だったので、一度に2人が泣いた時を想定したシミュレーションもしてみたので、ママ・パパにとっての練習にもなりました。

こうすることで、「自分も役に立っている」と言う嬉しさを感じたり、お姉さん・お兄さんになる自覚も芽生えてきます。

実際問題、双子出産後、上の子がこの練習の成果を十分に発揮してくれてとても助かったことは言うまでもありません。

出産後の上の子との時間

①下の子が寝ている間に2人の時間を作る

双子が寝ている時こそチャンスです。

上の子と楽しいことをして過ごしましょう。

日中、双子のお世話で忙しくても、この特別なママとの時間があれば大丈夫。

「ママを独り占めできる時間」は子どもにとって安心感につながるでしょう。

②2人で出かける

双子がまだ小さいうちは、外出もなかなか難しいことも。

ですから、夫に双子をみてもらっている間に、上の子と2人でお茶をしに行ったり、映画に行ったりと、普段できないことを楽しみました。

③『ありがとう』を使える

上の子が手伝いをしてくれた時はもちろん、「ありがとう」と言葉にして伝えます

双子につきっきりになっている間もワガママいわずに待ってくれていたり、「ママ、大丈夫?」と気にかけてくれていることも。そんなことに対しても、きちんと言葉にして「ありがとう」を伝えましょう。

双子のお世話は忙しいけど、「あなたのことちゃんと見ているよ。大好きだよ。」の意味も込めて。

④時にはわがままも受け止める

いい子でいてもらうだけを求めてはいけません。

甘えたい、ずっとお姉ちゃん・お兄ちゃんでいるの疲れちゃった、そんなこともあるでしょう。

ですので、上の子のわがままや、不安な気持ち、わがままを受け止めましょう。

しっかり受け止め、ぎゅっとして、「大好きだよ」と伝えるのです。

そうすれば、上の子の心の中が落ち着くでしょう。

言わないと決めたこと

「お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから」とは言わないと決めました。

甘えたくなって泣いた時、「お姉ちゃんでしょ、我慢しなさい」「お兄ちゃんでしょ、しっかり歩いて」そんなことは言わないということです。

でも、この『お姉ちゃん』『お兄ちゃん』は魔法の言葉です。

褒めるときに使えば、絶大な効果があります。

『手伝ってくれてありがとう、さすがお姉ちゃん』

『お兄ちゃん、ありがとう。助かったよ』

このように、褒めるときにこのワードを使うことで、

「あっ褒められた、わたしってお姉ちゃんなんだ」

「お兄ちゃんって言われるとなんか嬉しい」

「お姉ちゃんてなんかいいかも」

と、子どもの心も嬉しくなります。

そして、上の子としての自覚が芽生えます。

双子が生まれてからの上の子の様子

双子が生まれてから、上の子はそれはそれはよく手伝いをしてくれました。

自分もまだ2歳であるにも関わらず、小さい下の子のミルクを飲ませたり、おむつを替えたりと頑張ってくれました。

妊娠中に、ぬいぐるみで練習した甲斐があり、上手にお世話ができると本人も満足気でした。

そして、双子が寝てからは、上の子との語らいの時間です。

「今日もお手伝いありがとう。頼りにしてるよ、お姉ちゃん」とお礼を伝えたり、「さあ今日は何して遊ぼうか。2人の秘密の時間だよ。」と言って本読みやままごとをしました。

「今日もお世話大変だったね」と大人同士のような感じで話すと、「そうだね。でも可愛いよね。」と大人ぶった返事が返ってきました。

大人の仲間入りができて嬉しそうでした。

おわりに

下の子が生まれることで感じる、上の子の淋しい気持ちに注目してみました。

これからご家族が増える方への参考になれば嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 男の子の双子へ
にほんブログ村