教育

子どもの読書ノートはメリットがたくさん。幼児から活用できる。

子どもに読書習慣を身につけさせるため、読解力をつかせるため、幼少期から読み聞かせに力を入れている家庭もたくさんあります。

今までどれだけの本、どんな本を読んできたかすぐに思い出せますか?

すぐに思い出せない方も、これから読み聞かせを頑張ろうと思っているママも、読書を頑張っている小学生にもおすすめの方法が『読書ノート』をつけることです。

読書記録を残すことで、たくさんのメリットがあるんです。

読書ノートのつけ方とメリットをご紹介します。

読書ノートをつけるきっかけ

現在小学生の娘が3年間通っていた幼稚園には、読書に非常に力を入れている園でした。

早朝保育の時間も先生が読み聞かせをおこなってくれ、図書館のように絵本で埋め尽くされた絵本の部屋もありました。

週1回、絵本の部屋から好きな本を1冊借りてきて、家に持ち帰り読書に触れる時間を作るようにというのが園の方針でした。

そして、その借りた本を園で記録を取ってくれていて、1年間が終わる3月に、1年間の本の記録をくれます。

その記録を読むと、子どもがどんな本が好きなのかがわかります。

私は、「読んだことのない本をどんどん読みたい」と思っていますし、同じ本を短期間で何回も読むということはあまりありません。でも子どもは違うんですね。気に入って本を毎週毎週借りてくるんです。

正直、「えっまた?」と思ってしまうのですが、読み聞かせではもう何度も読んだことのある本でも、その時その時でとても楽しんで聞いています。

筆者

「1年間でこんなに本を読んだんだ」

「続けることってこういうことなんだ」

「こんな話が好きなんだな」

記録を見ながら、読み聞かせた時の子どもの反応、情景が思い出されました。

これがヒントになり、家庭でも読書ノートを作ることにしました。

読書ノートのメリット

読んだ本の記録になる

ノートに記録することで、どんな本を読んだか、何冊読んだのか把握するのに役立ちます。

読んでしばらく経つと、「あれっどんな内容だったかな?」「この本読んだことあったかな?」そんなこともしばしば。

でも、ノートに残しておくことで、見返せば解決します。

ノートに本のタイトルだけでなく、内容も書いていればより活用しやすいでしょう。

内容を理解する力がつく

『読書』とは、ただ多くの本を読めばいいというものではありません。きちんと内容を把握して、捉えることができてこそ読書の効果が現れるのです。

読書ノートに感想やあらすじを書くことは、内容を理解する必要があります。

本を読む間も、文字を目で追っていくだけでなく、内容を理解しようとする意識が働き、読解力を高めた読み方ができるのです。

習慣化できる

読んだ本の記録をつけることで、ノートのページや冊数が増えていき、「こんなに本を読んだんだ」という満足感や達成感が得られます。

漠然と「読書をしている」という感覚ではなく、目に見えて成果が分かるというのがいいですよね。

それが、これからの読書への意欲へもつながっていくのです。

また、そのノートの存在自体が財産にもなり、子どもの成長の糧(かて)になっていくのです。

文章や文字を書く練習になる

例えば、読書感想文。

その時困るのが、内容もさることながら、文章の書き始や順序、文の組み立てに苦戦して、なかなか鉛筆が進まないことがよくあります。

しかし、読書ノートをつけることで、自分の考えをどういう順番で書いていくのか、構成を考えることができるようになります。

また、自分の考えは感想なのか、疑問なのか、課題なのか分類し、整理して書くことを覚えていけます。

文字を書き始めの子どもであれば、文字を書く練習にもなります。

考えを文章にする練習になる

子どもは「面白かった」という感想をよく言います。

でも、親が「どんなところが面白かったの?」とサポートすることで、「〇〇が△△するところが面白かった」ともっと詳しい内容を話してくれます。

実際は自分の中に詳しい感想があっても、それを言葉にすることが難しいのです。

このノートをつけることで、読んだ本ともう一度しっかり向き合い、自分の中の気持ちをどう言葉にすればいいかを考えます。

そうすることで、自分の考えや感じたこと、感情を言葉で表現する練習になっていくのです。

ノートに書く項目

読書ノートの記載項目例

・読んだ日付

・タイトル

・著者

・出版社

・あらすじ

・登場人物

・感想

・印象に残った文章

書く項目に決まりはありません。

上記の項目から、自分が記録しておきたい項目を選んで、ノートに残しておきましょう。

我が家が読書ノートを始めたのは、長女が文字を書けるようになった年中からでした。続かなかったら意味がないので、最低限の日付、タイトル、感想の項目で記録をつけていました。

始めのうちは、感想も1-2行で、「こんなところが面白かった」という感想が多かったですが、それでもいいと思っています。

もし、文字がむずければイラストでもなんでもいいと思います。

小学生になった今では、感想の行数も増えて、読み終わって自分の考えを文にするまでの時間も短くなってきました。

筆者

余裕があれば、感想の部分にプラスαして、自分がこの本を好きかどうかも書くといいですね。

「人に薦めたい」とか「続編を読みたい」とかも書いておくと、見返した時に次に読む本や人に薦める本のヒントになります。

子ども自身が書くのが難しい時は?

親が子どもの読書記録を取ってください。

項目に、『子どもの反応』を入れていくと、見返した時に参考になります

読み聞かせに力を入れている家庭であれば、その記録が、ママの達成感に繋がったり、次に読む本やジャンルの参考になります。

小学生娘の読書(現状)

・休み時間にも読書をすることがある

・寝る前の読書(自分で読む+読み聞かせ)が習慣化

・1日1回は読書

・気分転換の方法に『読書』という選択肢がある

・本の感想を自ら話してくれる

帰省や外出で本が読めない時は、1日1回読んでいないと気持ち悪いようで、帰宅してすぐに「本読みたい」というほど。

学校の昼休みで、高学年の生徒が行っている「読み聞かせ会」にも参加しているようです。

家では、「本読みなさい」ということはありません。

本人の中に、『読書』というものの位置付けがしっかりされ、習慣化できています。

おわりに

読書ノートを作ることは、ただ本を読むだけではなく、内容を深く理解し表現することに役立ちます。そして、そのノートはその子の歴史や財産となってこれからの人生で宝物になります。

無理のない程度で構いません。記録として残してみませんか?