教育

子どもの家庭学習に親が付き添うメリット

幼児期はまだできることが少ないので、一緒に本を読んだり、歌を歌ったりすることも多いと思います。

でも、だんだん成長し、できることが増えてからはどうですか?

文字が読めるようになれば、簡単な絵本であれば読めるようになります。

小学生になれば、もっともっとできることが増えていくでしょう。

ある程度放っておいても、宿題もできるし、明日の準備もできるようになります。

でも私は、少なくとも小学生のうちは、親は子どもの勉強に積極的に関わって行くべきだと考えています。

今回は私が力を入れている読書と算数についてお伝えしたいと思います。

1、読書に付き合うメリット

①文字が読めるようになっても、読書に付き合う

まず、読書に関してですが、字が読めない時期はもちろん読み聞かせる必要があるので一緒に本読みをします。

その物語の登場するキャラクターによって声色を変えたり、おもしろおかしくリズムをつけたりして読んだものです。

次第に大きくなるにつれて、読める文字も増えていき、1人で読書できるようになってきます。

そうなっても、隣で内容を聞いてあげています。

決して、『必ず』というわけではありません。

もちろん、1人で絵本の世界に入り込んで読みふけることも必要です。

でも、『文字が読めるようになった、じゃあもう読み聞かせは必要ないな』ではないんです。

一緒に読む時間を作ってください。

子どもが読んでいるのを横で聞く、料理をしながらでもいいんです。聞いてあげるのです。そして内容を共有してください。

「よく読めたね」

褒めることで、子どもの承認欲求は満たされます。

また、親子でその本の内容について話してください。

「この場面のこういうところ、お母さん好きだな。」

「このあとこの昆虫たちはどうなるんだろう。」

と、読書からさらに会話も広がります。

②内容についてテストしない

本を読み終わった後、内容を理解できているかチェックするような質問はしないようにしています。

「この男の子はなんでこうしたって書いてあった?」

「この話、ちゃんとわかった?」

などなど。

確かに、テストでは読解力が問われますが、まずは本を楽しむことが大切だと考えています。その子の解釈で、本の世界観を感じ取ってほしいと思っています。ですので、その子のペースでその子の感覚で本読みをし、本に親しむことが大切だと思います。

どうしても、読んだ本の内容で伝えたいことがあれば、聞き方を工夫すれば良いと思います。

「くまさん1人では困っていたね。でも、森のみんなでやるとできたね。1人では無理でも、みんなで力を合わせるとできることってあるんだね。協力するって大事だね。」

という風に、テストする感じではなく促す感じ、諭す感じで語りかけるのが良いですね。

③子どもが読書する横でテレビを見たりゲームをしない

子どもには「読書しなさい」と言いつつ、親がスマホを見たり、テレビを見ていたのでは、習慣化するものもしません。

ですので、それは絶対にしないと決めています。

子どもに読書習慣をつけさせたいなら、親自身も自分の生活を見直すべきだと思います。

2、算数に付き添う

①子どものタイプを知る

では、算数の計算に付き添う意味ってなんだと思いますか?

もちろん、正しい計算を教える、答えに導くのも大切ですが、私はその子のタイプを知るためだと考えています。

子どもによって、計算式を見て

・パッとひらめくタイプ

・順序立てて整理していくタイプ

・途中経過をきちんと書くタイプ

など、いくつかのタイプに分けられます。

自分の子どもが一体どのタイプなのかを知ることで、どう教えていくかが見えてきます。

それに、どういうところで引っかかりやすいのか、疑問を持ちやすいのかも見えてきます。

日頃勉強に付き添っていない場合だと、どの部分で引っ掛かってできないのか親も分かりません。

子:「テストで間違えた」

  「点数が上がらない」

母:「なんで間違えるの?」

  「なんでわからないの?」

↓対策

結論:「塾に行かせないとダメね」

そんな話にもなるでしょう。

でも、結局、塾に行ったからってどうなんでしょう。

塾がいけないわけではなく、やはり根本的なところをわかってあげないと、塾に行かせても成果が出ない場合も多々あります。

マンツーマンで教えてくれる塾であれば、その子がどこで分からないか分析して対応してくれるでしょう。

でも、大勢で授業を受けるタイプの塾であれば、そこまでのフォローはなかなか難しいでしょう。

そうなると、

「塾に行かせているのに、点数が上がらない」

という結末になりかねません。

②一つつまずけば、どんどん分からなくなる

特に算数は、足し算で引っ掛かれば、次の引き算にも影響する。掛け算で引っ掛かれば、割り算にも影響するというように、一つ理解できないとそれからの内容が理解しにくくなります。

ですので、低学年のうちからきちんと家庭学習に付き添い、そのつまずきを解決してあげる必要があります。

例えば、5年生になって、実は2年生の掛け算が引っ掛かっているなんてことになった時には、そこからの立て直しは本人にとってかなり大変でしょう。

そうならないための方法なのです。

付き添うことで、早くに分からないことを把握でき、対策が練れるのです。

そうすることにより、小学校高学年・中学・高校の算数や数学にスムーズに入っていけるのです。

おわりに

幼児期や小学校低学年からずっと勉強に付き添うのが親にとってもかなり大変です。

自分の時間を犠牲にしないといけないことも多いでしょう。

でも、この長いように思えるこの道のりが、中学受験や高校受験、大学受験などいつか来るその日のための近道になるのです。

おわり